活動のねらい

指導を充実させる担任の配慮

3歳児は、きめこまかい指導をするために、お子さんほぼ10人に1人の保育者を配置しています。
5歳児は、運動遊びや科学遊びを充実するために、学年担任は男性保育者を配置しています。

給食による食事指導と親の負担軽減

本園の給食室を使い、小児栄養の摂取を考えた献立作成による副食給食を実施し、偏食の矯正、正しい食生活の指導を実施しています。

外部講師を招いて、今のお子さんに必要な教育を補完

大学教員に依頼する子育て相談や、幼稚園教室の園内研究、系列大学と連携した教育相談を行っています。また、大学祭への参加や幼児教育科学生による運動会の手伝い、ボランティア学生による夏期休業中の預かり保育参加、関連施設・老人ホームの訪問など、さまざまな経験を通して、子どもを育てます。
年長児に対する英会話の指導、年少・年中児は女性講師による英語教室、週に一度の体操教室(課題教室もあり)、関連施設の東日本国際大学 柔道場で遊ぶ時間も設けています。

預かり保育、未就園児親子登園による子育て支援

預かり保育は、7:30~18:00まで、専任の教員で行っています。年間を通して預かるケースと、特定の日だけ預かるケースがあります。保育は家庭的雰囲気の中で、計画的に変化をつけています。未就園児の親子登園による保育および子育て支援相談は月2回実施し、親同士の親密化、親の気晴らし、悩みの解消など、子育て支援の機会を提供しています。


遊びの大切さ

遊びの充実による個性の伸張

みんなと共にする遊びや活動のなかで、「楽しいな」と思ったことを、土台に、子どもが自分の潜在能力に気づき、伸ばしていかれるように、遊びを大切にした保育を進めています。

生きる力の育成

自分の興味のある好きな遊びに取り組むことで、自分の得意なことを見つけ、さらにその遊び方に工夫を加えたり、より高度なことに挑戦して、自信をもつようになったり、遊びの中でこれからの「生きる力」の基礎を育てます。

友達との遊びの中で育つもの

子どもは遊びの中で、友達に自分の思い・考えをどのように伝えたら良いのか、友達と意見が合わないとき、どのように調整したらよいのかを学びます。この経験を繰り返して、お子さんは友達の良さを見い出したり、思いやったりするようになります。

自然環境とのふれあいを通じて豊かな個性と感性の育成

四季を通じた屋外の自然に触れる遊びを楽しんだり、小動物の飼育・ 草花や野菜の栽培をしたり、自然物を素材にした造形、生き物の形態や生態をとらえた動きの表現をしたり、季節の変化に気づかせたりするなど、自然との触れ合いを大切にした保育を進めています。


小学校の学習に接続

読み・書き・表現する力の基礎づくり

教室にある掲示物を読むことなどで、文字に関心をもたせ、ひらがなの他にカタカナや、月日などの簡単な漢字も読めるようにしていきます。
4歳からは、ひらがなや数字を書いてみる面白さを体験するために、冊子を使って学びます。さらに5歳からは、ひらがなを書けるようにしていき、自分の思いや考えなどを文字で伝える喜びを味わう経験を重ねていきます。

数の基礎を身につけさせる

4歳の玉入れをきっかけに、20までの数を数える訓練、正月遊びやしっぽ取り鬼などで計算の練習、またトランプの5並べで10の構造をとらえられるようにします。5歳になると、形や色が違っても同じ名前の物は数えられることを理解したり、手つなぎ鬼やすごろくで数の合成・分解をできるようにしていきます。 3学期には冊子を使用して、幼稚園での数の学習を定着させるようにします。

生活科(理科・社会)への接続

大好きな虫取り遊びを通して、獲得した小さな生き物の生態を整理するために、虫バスケットという集団ゲームをしたり、園内で栽培している植物の成長過程を伝え合う伝言ゲームなどで、楽しみながらコミュニケーション能力を伸ばします。
このことにより、小学校の生活科への接続も図ります。


園の歌